こどもの予防接種

予防接種外来について
お子さんの予防接種専用の時間は、月曜日昼14:00〜15:00と、金曜日昼15:30〜16:30です。
火曜日と木曜日の朝10:00〜11:00は、予防接種優先時間帯としていますが、一般診察の方もおられます。
BCGだけは、第2,4金曜日の14:00からです。

当院は一宮市にありますので、定期接種は一宮市の方が対象となります。→一宮市のHP(子どもの予防接種)

平成26年度から始まった広域予防接種事業(愛知県HPへリンク)にも参加しておりますので、愛知県内の他市町村にお住まいの方も、保健センターなどで手続きをしていただければ、当院で定期予防接種ができます。

予防接種を希望される場合は、電話か窓口でご予約をお願いいたします。
スケジュールについてもお気軽にご相談ください。
持ち物:母子健康手帳、健康保険証(住所が確認できるもの)、予診票※1、必要なら予防接種委任状※2
※1 当院にある予診票を使っていただく場合:日本脳炎で特例1(下記)に当たる方の2期(4回目)、平成24年7月以前生まれの方の不活化ポリオ3回目・4回目、自費で接種されるもの
※2 保護者(お母さんかお父さん)が同伴できない場合は、予防接種委任状が必要です。おじいさんおばあさんが連れてきてくださる場合も必要ですのでご注意ください。平成26年4月1日以降に生まれた方は、一宮市予防接種予診票綴に委任状がついていますので、コピーして使ってください。一宮市のHPからもダウンロードできます。


当院で接種できる予防接種一覧(定期接種は一宮市の例を示してあります)

生後6週〜24週

・ロタウイルスワクチン【生ワクチン・任意接種・経口】
当院では1価のロタリックス®を採用しております。4週間以上の間をあけて2回行います。
ロタウイルス腸炎は、冬場に流行する胃腸炎です。激しい嘔吐と下痢がおもな症状で、便がだんだん白っぽくなるので、乳児白色下痢症として有名です。
小さいお子さんでは脱水症状を起こす頻度が高く、重症化が心配される0-2歳のお子さんの感染予防と重症化防止のために接種をしましょう。


生後2カ月〜
・インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン 【不活化ワクチン・定期接種・皮下注射】
・肺炎球菌(13価結合型)ワクチン【不活化ワクチン・定期接種・皮下注射】

初回接種は4〜8週間毎に3回、追加接種が1回の4回接種です。(接種開始が遅れた場合は回数がかわります)
化膿性(細菌性)髄膜炎、菌血症、重症の肺炎などの重い感染症を防ぎます。

どちらの菌も、ほとんどのお子さんが集団生活に入るとすぐに感染する大変身近な菌ですが、化膿性髄膜炎の1、2番目の原因であること、薬剤耐性の菌が増えていることが問題です。
化膿性髄膜炎は月齢の小さなお子さんに多いので、2カ月になったら早めに接種を始めましょう。


・B型肝炎ワクチン【不活化ワクチン・平成28年10月から定期接種・皮下注射】
ビームゲン®かヘプタバックス®を使用します。1回目の接種から4週間後に2回目、1回目から20-24週間後に3回目を行います。
B型肝炎に感染すると、まず肝炎の発症が心配されます。また、肝炎は治っても体内にウイルスが残ってしまい、血液、汗、涙などの体液中に排泄され続ける状態(キャリア)になる方が多くおられます。
中には気づいておられない方もあり感染機会は誰にでもあると懸念されます。一人ひとりがワクチンで予防することが有用です。

平成28年10月から、定期接種化されることが決まりました。対象は平成28年4月以降に生まれた方です。定期接種では、生後2カ月開始が標準スケジュールとなります。
任意接種であれば、生後いつからでも始められます。

妊娠中にお母さんのB型肝炎感染が確認された場合には、生まれた赤ちゃんに生後すぐから予防接種が行われています。


生後3カ月〜
・四種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳・不活化ポリオ)ワクチン【不活化ワクチン・定期接種・皮下注射】

平成24年11月1日から導入されました。(それ以前は、三種混合+ポリオ経口生ワクチン)
初回接種は3〜8週間毎に3回、追加接種は3回目から1年〜1年半の間に1回で計4回です。

百日咳は現在、成人を中心に多く発症しており、乳児が感染すると無呼吸発作など重い症状を起こすことがあります。3カ月になったら接種を始めましょう。

・三種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)ワクチン【不活化ワクチン・皮下注射】
三種混合ワクチンをまだ完了されていない方は、ワクチンの製造が終了になりましたので、四種混合ワクチンを接種します。ポリオワクチンのみ終えている場合も四種混合ワクチンを接種できます。(7歳6カ月までは定期接種)


・不活化ポリオワクチン【不活化ワクチン・定期接種・皮下注射】

ポリオの予防接種は、以前は生ワクチンでしたが、平成24年9月1日から不活化ワクチンで行うことになりました。
初回接種として3〜8週間毎に3回、追加接種として1年〜1年6カ月後に1回の計4回の接種を行います。

平成24年8月までに生ワクチン₍経口₎を2回接種されている方は不活化ワクチンは必要ありません。

生ワクチンを1回だけ接種された方は、不活化ポリオワクチンをあと3回(3週間〜8週間毎に2回+追加接種)接種することになります。
追加接種をお忘れになっている方が多いようです。7歳6カ月までは定期接種です。早めに接種してください。

3,4回目の予診票は当院にあります。


生後5カ月〜8カ月
・BCG【生ワクチン・定期接種・スタンプ方式】
結核の予防接種です。生後5か月〜8か月までのお子さんが対象となります。
乳幼児期にBCGを接種することにより、結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度予防できると言われています。(厚労省HPより)

接種跡は、1週間位ははっきりしませんが、だんだんと目立ってきて、1-2か月後には膿をもったり汁が出たりすることもあります。外から別の細菌が入らないように清潔に保ちましょう。

接種後1週間以内に跡が腫れてくる場合には、コッホ現象の可能性があるので受診してください。



1歳〜2歳(1期) 年長さん(2期)
・麻しん風しん混合(MR)ワクチン【生ワクチン・定期接種・皮下注射】

1歳から接種できるワクチンです。
定期接種は2回あり、1期は1歳から2歳未満、2期は年長さんにあたる方(1年間だけ)が対象です。

麻しんは、ひどい咳、高熱、発疹のでる感染症で、肺炎、脳炎などの合併症もあります。
風しんは、咳鼻水、発熱、発疹などの症状があり、妊婦さんが感染すると赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症することがあり問題となります。
近年また麻しん、風しんの流行がありますので、1歳になったらできるだけ早めに予防接種をしましょう。


1歳〜
・水ぼうそうワクチン【生ワクチン・定期接種・皮下注射】
1歳から接種できます。
平成26年10月から定期接種になりました。水ぼうそうにかかったことのないお子さんのみ対象となります。
生後12カ月以上36カ月未満(1‐3歳未満)のお子さんは、6カ月〜12か月あけて2回接種します。

定期接種の年齢に当たらないお子さんは自費で接種できます。
1回接種し免疫ができても、軽くかかってしまう方がありますので、2回接種することをお勧めします。


・おたふくかぜワクチン【生ワクチン・任意接種・皮下注射】

1歳から接種できます。
接種してもまれにかかってしまうことがあるため、2回接種が確実です₍1回目1歳、2回目4〜6歳が推奨されています)。おたふくかぜは園などで流行がありますし、特効薬もなく、ウイルス性髄膜炎や難聴などの合併症もあり得ますので、ワクチンで予防することをお勧めします。


3歳〜
・日本脳炎ワクチン【不活化ワクチン・定期接種・皮下注射】

1期初回として3歳に1〜4週間の間隔で2回、1期追加として4歳で1回(2回目から最低6カ月は空けること。1期は7歳6カ月まで公費で接種できます)、2期として小学4年生(9〜13歳未満は公費で接種)で1回、と合計4回接種します。

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染した豚を刺した蚊に、刺されることによって感染します。
海外の流行地、養豚の盛んな地域でより感染の危険が増します。人から人へは感染しません。

従って予防接種は自分自身を守るためのものです。
平成17年度から21年度まで、積極的勧奨が中止になっていたことから、接種が不十分、不規則になっている方が多いです。こうした中、平成18年から27年までに西日本を中心にお子さんの日本脳炎発症が8例ありました。

母子手帳で確認をして、できる間に不足分を接種してください。大きく間が空いた方はスケジュールについてご相談ください。



2つの特例があります。
特例1平成7年4月2日〜平成19年4月1日生まれの方は、20歳の誕生日前日までは不足分が公費で接種できます。
予診票は当院にあります。接種時期について迷われたらご相談ください。

特例2平成19年4月2日〜平成21年10月1日生まれの方は、1期3回目までの接種が終わっていなければ、9歳〜13歳未満の間は公費で不足分が接種できます。予診票は保健センターで発行されます。必ず母子手帳を持って、取りに行ってください。


11歳〜13歳(標準小学6年生)
・二種混合(ジフテリア・破傷風)ワクチン【不活化ワクチン・定期接種・皮下注射】

二種混合ワクチンは、三種混合、四種混合の2期にあたり、小学校6年生の方が対象になります。
小学6年生の初めに一宮市の方は問診票が郵送されてきます。忘れないように接種してください。

しかし、三種混合ワクチンが3回きちんと接種できていないと、効果が期待できません。
その場合は、保健センターで相談してください。


中学1年生〜高校1年生女子
・子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)【不活化ワクチン・定期接種・筋肉内注射】

当院ではガーダシル®(4価)を使っています。定期接種は一宮市では中学1年生から高校1年生にあたる女児ですが、現在積極的勧奨の中止が続いています。


生後6カ月〜
・季節性インフルエンザワクチン【不活化ワクチン・任意接種・皮下注射】
平成27年から、A型2種類、B型2種類のインフルエンザウイルス株に対応する4価ワクチンとなりました。
13歳未満の方はは2回、13歳以上の方は1回接種となります。
詳細は時期が近くなりましたら、ニュース欄にてお知らせします。