1月22日2:30PMついにふたりは2個メ第○レースにて激突することになりました。
振り返れば出会いはちょうど1年前、春日井サンフロッグにて行われた第1回ハギトモ杯の同じ2個メレースでした。
ガマくんの懸命の追い上げにもかかわらずかえるくんは逃げ切りに成功し、ガマくんは苦汁の結果を受け入れることになったのです。
あの日以来、かえるくんはガマくんの生涯の強敵(「とも」と読む)となりました。
そして1年後の同じハギトモ杯での舞台で再戦となったのです。
運命のいたずらか?(単に実力がどんぐり?)
かえるくんとガマくんは同じレースのセンターコースでとなりどうし、かえるくんは4レーン、ガマくんは5レーンです。
ふたりにとって決着をつけるこれ以上の舞台はないでしょう。
決戦を前に午前中に50バタと50フリーの勝負がありました。
今回3レースのエントリーしかできないのに、ふたりはうち合わせたわけでもなく3レースとも同じ種目を選んでいました。(単に似た者同士?)
2戦ともわずかにかえるくんの方が上回りガマくんは2敗を喫しました。
やはり実力はかえるくんのほうが上のようであります。まともに勝負しても勝てない。
ガマくんは考えました。実力が上のかえるくんにどうやったら勝てるか…。
ピピピ P~。
ついに決戦の笛が鳴りました。
ふたりは見ず知らずの仲です。が、しかしお互い意識した上で召集場から現れます。
両者ともにスタート台に上がりました。
「ヨーイ Baaaan!!」
ついにスタートです。
立ち合いはかえるくんが取りました。
先に浮き上がってきてバタでリードをとります。ガマくんは必死についていきます。
50バタの記録通りかえるくんが先行します。しかしリードはわずかです。
ターンをして次はバックです。
カエル一族は背面は苦手です。
ここでガマくんはがんばりました。かえるくんを抜いて逆に先行しました。
100のターンを折り返して次はカエル泳ぎです。
かえるくんはバタで先行していたはずがバックで天井を眺めている間に抜かれていたため、慌てました。
カエル泳ぎで負けられないプライドもあって抜き返します。
ガマくんは冷静でした。
ここはかえるくんに先に行かせよう。勝負はラストのフリーと定めなるべく疲労をしない泳ぎに徹します。
ガマくんはかえるくんに再び先行されましたが残り50のターンで射程圏内に捕らえていました。
去年までのガマくんとは違います。
50フリーのスプリントではかえるくんにかないませんでしたががまくんには最後の武器がありました。
残り25でがまくんは必殺のアフターバーナーを点火しました。
強烈なキックを打ち一気に加速、残り10で再々逆転したのです。
去年は学年の全体でドベの結果でした。
今年も全体では大した記録ではありませんがふたりとも1年で30秒近くタイムをのばしてきました。
きっと来年のKくんはもっともっと実力を付けてくるでしょう。いいですね、若者は。
大会に出ることで井の中のカエルにならないよう成長してくれることを期待しています。
よい機会を作ってくださったハギトモ様他関係者の皆様に感謝しております。
来年も期待しております。