今日の晩ごはんのおつかい。

うちのさかな その名は「しゃくれ」

さて、ある日のこと今日の晩のおさかなはなににしようかしらん、とすてきなお○さんスタイルで吟味していると…。

「きょうのおススメはこれ!」とゴマサバの切り身2切れ入って一パック380円。これだ!今日はこれでサバの味噌煮にしましょう。そうしましょう。と手を伸ばすと…。

「あ…。」偶然となりの女性も同じ獲物を狙っていたようです。これはあれだ。図書館でよくあるやつだ。ここはちあき町フードドリームセンターだけど。こんな時はどうすればいいんだっけ、「あ、ごめんなさい。どうぞどうぞ。」「いえいえ、レディーファーストですから」なんてやりとりをして、まあいいか今日はアジの干物にでもしようと立ち去ろうとしたところ…。

「あの、クリニックちあきのセンセイですよね。」と先ほどのレディー。なに?なになに?この先のシチュエーションは脳内プログラムされていないんだけど。「いいえ、人ちがいだと思いますが、どうかなさいましたか?」と、もうあからさまに混乱。なにしろ素性をいきなり知られてしまって、しかもあーでもない、こーでもないと魚の切り身ひとつ決めるのにかれこれ30分ほど迷っていたのをじーっとみられていたのかもしれないのですから。

「大丈夫です。わたしわかってますから…。」い、いったいなにを…。 続く

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