日本小児科学会では、自費での三種混合ワクチン、不活化ポリオワクチンの追加接種をお勧めしています。
ポリオの予防接種は、以前は生ワクチンでしたが、平成24年9月1日から不活化ワクチンで行われています。
三種混合4回+ポリオ生ワクチン2回→三種混合+ポリオ不活化ワクチン4回→四種混合ワクチン4回と変遷してきました。
現在、日本ではポリオと百日咳ワクチン接種は1歳半が最後であり、小学校に入るころには抗体が下がってしまっていることが報告されています。
学童や大人に典型的な症状ではない百日咳の方が多く、0歳の子にうつった場合には、重症になる恐れがあります。
日本小児科学会では、年長さん(5-6歳)に三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンの追加接種を勧めています。
麻しん風しん(MR)の2期がありますから、おたふくかぜ、三種混合、ポリオも接種しましょう。
また、11-12歳の二種混合ワクチン(破傷風、ジフテリア)定期接種のかわりに自費で三種混合(百日咳を含む)ワクチンを接種しても良いと示しています。
→日本小児科学会HP知っておきたいわくちん情報