推しのワクチン

うちの近所のLOVE降臨♡ってお店の壁に「タイジョウホウシンのワクチン はじめました。」って言うチラシが張ってあるんだけどアレってやらんといかんかね?」

こういうセカンドオピニオンをもう10回くらいは受けたんだが、執筆者こと「ゴーストライターズ」の意見はアリよりのアリである。

というわけでうちでも福利厚星の星のもとスタッフみんなにうつことにしたよという物語。といっても帯状疱疹予防のワクチンとしては50歳からということなので50歳になった人からという約束だけどね。

さて、よくあるお問い合わせなんだけど「高いヤツとそれなりのヤツとがあるけど、どっちがいいんだね?」という質問はじつにいい質問なのである。「一概には言えませんけどね、…」といいつつ私はそんな時「メロン」の事をポワポワと考えるのである。

お中元の季節になるとヒトたま¥5000円なんてメロンが登場する。ご贈答用のアミアミのヤツ。聞くところによると数多の兄弟たちの犠牲のもとお百姓の神の手によって選ばれし特別な高級メロン。大切なあの人に贈りたい、そんな時は2玉入って¥…なんてのがあるらしい。知らんけど。もしうちが買ってくる(としたら)のはそういうのじゃあない。ひとつまあせいぜい¥1000円くらいか?それでも自分が入院した時くらいしかお目にはかかれない。だから「それなり」なんだよね。決して安いもんじゃあない。それがメロンだ。

どっちもメロンだ!でもせっかくなら高いのがイイと言う人もいるしお値打ちなのがいちばんと言う人もいる。価値観の相違に罪はない。まあ普通はお値打ちなのを選ぶんじゃあないかな。ボクならそうだけど。

そしてこのワクチンに関してはそれぞれ特徴がある。まず高いほうは副作用が出やすい。例のコロナワクチンのイメージに近い。そこらへんが舶来モノの特徴かもしれない。腕がイタイとか微熱が出るとかそういうことはガマンしてー、その代り効き目はバッチリだからネというのがコンセプト。そして2回接種が基本。高い¥×2=すごく高い?保障期間は10年と言われているらしいからうさぎ年にうったら次はえーと、うし?ひつじ?やぎ?ん?

さて、それなりのほうは本来お子さんたちにうっている水ぼうそうのワクチンといっしょ。しかも国産。50年も前から使用してきている弱毒性生ワクチン。安心安全性は上々の優秀といってもいい。実に日本人による日本人好みの日本人じみたワクチンだ。安全性は高いけど効き目もそれなり。うってもかかるかもしれんけど重症にはならんようするからねー、となんだかインフルエンザのワクチンのイメージに近い。こっちは1回。子どもさんにはうちからかしているワクチンだからというとみんな安心する。保障期間は5年くらい?とちょっとひかえめ。

経営者の皆様。特に従業員さんのコスメティック的な要素が重要とお考えのあなた。帯状疱疹はもちろんつらい病気だけどジェンダーを問わずそれ以上に大事なことがあることを忘れないであげてください。命より前髪のほうが大切という人は意外に多いのだよ、センセイ。そしてこの人材不足の世の中で3人に1人かかるというこの病気。大切なマンパワーが不測の事態で欠けるのはつらいこと。もしワクチン注射でそのリスク回避できるというのなら、これこそが本当のリスクマネージメントですよね。♡博士!

追伸:あくまで個人のカンソウであり、実際のコウカ、イメージ、コスパはヒトそれぞれだというそもそも論ですので「なるほどなるほど。」とおもったあなた。今一度よーく考えてヒトそれぞれの価値観を生み出してください。なにしろ¥1000円¥5000円ではあつかっておりません。さらにヒトケタ上の諭吉のススメですから。

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