何を隠そう私は北海道物産展が大好きであります。
あの喧騒とした雰囲気の中での1フロアーはまさに食のRock ‘n’ Rollであります。
But、私が北海道物産展で決まって購入するのは2件であります。
1件目はたいてい入口あたりにある乾物屋さんです。
ここで毎年いつものおいちゃんとこんなやりとりをいたします。
「おいちゃん、おいらはじめてでよーわからんのだけど、うちの素敵なおくさんがおダイコンを炊くといっとるんだが、どの昆布がええんかね?」
「おにいちゃん、それならこのトカチのやつ、これならゼッタイだ。ほんなリシリやらワッカナイやらなんて高いだけやに、このトカチのでじゅうぶんええだしが出るで、これで決まりや。」
「親戚のとこにもひとつ欲しいんだがこれでええやろか」
「大丈夫や、いまから包んで来るにちょっとまっとってや」
しばし並んでいるものを物色。
「おにいちゃん、ブリ大根ならカツヲブシはいれちゃならんよ。魚がふたつも入ったら味が濁ってまうでな。」
「おいちゃん、うちがブリ大根にするとようわかったな。」
「なに、そんな気がしただけだに、それから去年も言ったけど昆布はゴシゴシ洗ってはいかんぞ、ちょいと手ぬぐいでふいたるだけで十分や。だしもな、ええか、湯にくぐらせるくらいでall rightや。いつまでもゆでとってはいかんぞ。」
「助かりました。毎年ありがとう。」
「いやいやこれ、おまけやで。また来たってな。」
さて、それから物産展をひとめぐりします。
これが大変です。もうすごい客引きです。
私の知る限り錦町より激しいです。
「そこのあーた、ラーメンつくってまっとったったに、なんでたべてかんの!!」
「いかんがねお兄ちゃん遠慮しとっては!、まっと食べてって!!」
「さあ、かにがお値打ち、タラバにズワイにケガニの3点セット。今ならなんとプリンターもつける!!」
商売というより祭りです。そしてなぜか名古屋弁が飛び交います。
そんな戦場を何とか抜けて私の目的は会場の最後のお店です。
そこに2件目の目的のブツがあります。
それはパステルグリーンがイメージカラーのあの飴ちゃんです。北のかおりハッカ飴です。
ここまで来るとあの大騒ぎも落ち着いてきます。
ここでハッカ飴を一袋求めて帰ります。
さて最近この軒先で飴の他にハッカ油のコビンを求めるようになりました。
このハッカ油を加湿器に数滴おとすとよく鼻が通るようになります。
春のこの季節に大変助かるんです。
ただし効果はいち使用者の単なる感想でありますので過剰な期待はご遠慮ください。
追伸:おいちゃんのおまけはとろろこんぶでした。